BMW純正トルセンB LSD

BMWにも、トルセンLSDが純正装着されていた。トルセンLSDてのは、ウォームギアやヘリカルギアなどの、歯面摩擦、ギア反力の大きなギアで差動制限させるLSDの事で、日本では、ゼクセル製がトルセン、栃木富士製はヘリカルLSDなんて呼ばれている。ちなみにウォームギアがトルセンAでヘリカルギアがトルセンBって事になっている。もともとは、B29用の牽引車用に開発されたんだけど、最近の国産スポーツカーは、殆どがトルセンタイプを採用している。トルセンタイプは多板タイプに比べて、レスポンスとロック率の温度その他のファクターによるバラツキが小さいのが特徴でとくにレスポンスは多板式が0.02〜0.05秒遅れるのに対して、0.01以下で反応しちゃうからキレの良い走りができるわけ。僕がやっているZFLSDのチューニング仕様でもレスポンスUP仕様0.01〜0.15が多板タイプの限界みたい!ロック率のバラツキも多板が20〜25%に対して10%以内で治まってしまう。それからイニシャルが無いから、ABSやトラクションコントロールとの相性も良いんだよね。でもなんでBMWはZFの多板タイプを使っているかと言うとね、超高速走行のアウトバーンだとイニシャルかけて直進安定性を確保しないと250オーバーでなんて走れないわけ!それにトルセンって多板みたいにロック率の調整が簡単には行えないんだよね、ギアの設計変えないとダメだからね。で、下のLSDだけどZ3の2.8に装着されている物なんだ。ロック率はETKだと25%ってなってるけど、トルセンで25%なんて理論上難しいから40%〜45%くらいのロック率だと思うなあ、実際に僕のE30に着けてつけど、40%以上はありそうですね。レスポンスは最高にいいから、ドリフトなんて事はとてもやりやすいけど、ヤッパリ高速走行はちょっと不安、イニシャルがないから、常にアクセル踏んで加速状態でトルク駆けてあげないと安定しないんだよね〜〜でもAT車とかであまりハードな走行(サーキットとか)しないなら、このトルセンLSDって結構良い感じですよ!もう少し走りにキレが欲しいなんて方にお勧めします。