COBRA GT

久々のアメ車の試乗だああ(^^)、
僕は、仕事がら色んな車にのるけど、アメ車は、あまり乗らない!
なぜ?って、オートマが嫌いなだけ!スポーツカーは、マニュアルと今だおもい続ける
古い人間だからかな?でも、このマスタングは、別だよ、なにしろv8アメリカンの5速マニュアル、しかもCOBRAだ!コブラといえば、キャロルシェルビーが英国車ACエースにフォードV8、289(4800cc)や427(7000cc)をつんだACコブラが有名だけど、それと同時期に初代マスタングに289のチューニングエンジンをのせた
シェルビーコブラGT350、GT350R,GT500が存在していた。
でね、現在このコブラの流れを受け継いでいるのが、ダッチバイパーとこのマスタングコブラって訳。それに初代マスタングは、カッコヨカッター。映画ブリットでスティーブマックイーンがマスタングに乗ってダッチとバトルするシーンは、今でも印象に残っている。それで、今回のマスタング コブラだけど、スタイリングは、初代マスタングに似ていて中々カッコイイ、それから価格が380万円って所がなんとも魅力的だよねよ!2リッターくらすのBMWやベンツより安いし、国産なら、スカイラインやRXー7って値段、安いよ!V8の4600ccDOHCで300PSオーバーだよ!しかもマニュアル、わ〜〜安い、これで走りがスポーティなら?シートとか室内の質感やペダル配置、シフトフィールは、アメ車だからね、まあ、どうのこうの言ってもしょうがないよね、380万円だもん。十分、十分。で、走りのだけど、まあ、結論はやっぱ!アメ車だね、スポーツカーじゃない。ガバット!アクセルを踏むと、ブロォロロロロ・・・とアメリカンなエンジン音と共に加速する、1速、2速はアッっとい間、また100キロくらいからの中間加速は、さすがV8 4.6リッター、かなり良い、でもそこからの延びがない!たしかに6000くらいまで回るけど、上は、ちょっとダルイ感じである。
足はどうかとというと、なんじゃこの車高というくらい車高が高い、たしかに映画とかではアリゾナあたりの砂漠を走るかもしれないけど、5センチは最低でも下げたいね!
でね、サスペンションは、グニャグニャとして、ロールやノーズの動きも、ダルダル想像通りのアメ車の足だった。とくに245/45ー17のグットリッチに完全にまけちゃってる。もうレーンチェンジなんて、グラグラ揺れちゃう。
でも、ブレーキが中なか、よくきいた!これには、ビックリ、アメ車といえばブレーキがプアなんて思ってたから、ホント驚いた、キャリパーも大きいし、重量(1600KG)が以外と軽いのが幸いしてブレーキについては合格だね。
あとは、駆動系の剛性が弱いのがチョット気になるところ、BMWなんかも弱いけど
それ以上かな、シフトUPのたびにギクシャクしちゃう!
こんな試乗記だと、ただのジャーナリストだよね、僕もチューナーのはしくれだから、そんな目で改めて分析すると、チューニングベースしてのコブラは実に良い!このままじゃ僕の好みじゃないけど、まずサスペンションを交換!スプリングを硬め、車高を5cmさげる。ダンパーもアワセテ、チューニング。でもガチガチはだめ、ロールさせながら気付いたんだけど、この車の足はストロークがあって、以外と粘るし、シャーシバランスもよくタイヤの接地も良いのである。となれば、やはり、僕が得意のヨーロッパ的なパッシっとしまった足に作り変えたい!あとは、フロントロアメンバーを補強して、駆動系のマントメンバーを強化、補強すれば、スゴイマシン になるよ!
ノーマルだと、コブラの毒もマムシなみだけど、そうだね+100万円これだけあれば
猛毒を発する、本物のコブラに変身するんじゃないかな?
BMWのM3くらいなら軽くかもれちゃうよ!
あとは、余裕があったらエンジンもヘットとスロッルの当たりをいじって、レスポンスとパワーをもうちょっと上げたら、毒が強すぎてしびれちゃうかも?
とにかく昔のマッスルマメリカンの雰囲気とCOBRAのバッチと!それにFRでV8
5速マニュアル、このフォードマスタングコブラは、チューニングベースとしての魅力を感じさせるマシンだった!