エンジンちゅ〜ん

850csiのS70エンジンは、850iや750に積まれている5.0P,5.4PM70エンジンをベースにM GmbHがチューニングしたcsi専用のエンジンです。
排気量は5.6P最高出力380psと当時のフェラーリのフラックシップ、テスタロッサ
と方を並べる性能を発揮していました。



850iや750のエンジンは、回らない!コワレル!パワーが無い!と三拍子そろっとんでもないエンジンですが、csiは良く回るしパワーもあります。コワレルは一緒ですけど(笑)ここで紹介している850csiではこのS70エンジンにさらなるチューニングを加え5.6→6.0PまでUP!500PSオバーまで出力を引き上げています。
交換部品は
クランク、コンロッド、ピストンにカムシャフトそれにヘッドはピカピカ、各部のバランスとかも当然のようにやってます。得にクランクなんて国産2Pクラスの新車なら買えちゃう値段です。
エクゾーストは岡崎の老舗、伊藤レーシングさんで製作してもらいました。
パワーとサウンドは最高なんですよ伊藤さんのはホントに!
そらから意外かもしれないけど良く交換されるプラグやコードはノーマルです。
写真から解ると思うけどエンジンルームがキチキチで熱の発生がスゴイからコードなんか直ぐにダメになっちゃうのよね!だからコストの安いノーマルってわけなのよ!
それにオーナーがオーディオも好きでこの車にも凄い装備をつけてるからノイズの方もノーマルコードの方が少ないからネ。
フィルターもノーマルだったけど、この前K&Nに交換しました。

エンジンフィールは6.0Pとは思えない程、軽く7000rpmまでストレスなく軽く回り
得に5000からのカムに乗るフィールがたまりません
6速にいれてアクセル踏めば、300km/hまでビュ〜ト加速します。(もちろんテストコースでの話しですよ)
但し、この当時の電子制御スロットル(ドライブバイワイヤ)システムはどうも応答性が悪く、ノーロードでは若干アクセルペダルとのズレが発生してしまいます。
走ってしまえば良いですけど、それにこのスロットルも良く壊れます!
それから、このエンジンはトルクが大きすぎる事が欠点です!BMWって御世辞にも駆動系が強いなんて言えないし、ボディも弱い!
この増大したトルクでペラシャフトのカップリングは直ぐに交換しないとダメだし、デフやドライブシャフト、ボディにも凄い負担がかかっているようです。